気づいたら、同じものを買っていたり、
いつの間にか期限が切れていたり…。
そんな経験はありませんか?
母の遺品整理をしていたときのことです。
缶や段ボールに入っていた乾物は、ラベルがなく中身がわからない状態で、
そのまま長い間放置されていました。
開けてみると、賞味期限が切れているものがいくつもあり、
中には小さな虫が湧いているものも…。
さらに、段ボールは湿気を含みやすく、ゴキブリの餌になると聞き、
「このままではよくないな」と感じました。
段ボール収納で起きていたこと
洗面台の上に置かれた段ボールを開けた瞬間、思わず声が出ました。
「うわっ…」
中には新品のタオルがぎっしり。
銀行や保険会社でもらったものを、使わずに取っておいたようでした。
しかし、その量は「一生かかっても使いきれないかも」と思うほど。
長くしまい込まれていたせいか、シミがついているものもありました。
段ボールに入っていることで中身が見えず、
そのまま存在を忘れてしまっていたのだと思います。
見えない収納のデメリット
段ボールや缶などの「見えない収納」には、こんなデメリットがあります。
中身がわからず放置してしまう
何が入っているのか見えないため、存在自体を忘れてしまいます。
使わないまま劣化する
タオルのシミや、食品の賞味期限切れのように、
気づいたときには使えなくなっていることもあります。
同じものを買ってしまう
在庫が見えないことで、「まだあるのに買う」というムダが起きやすくなります。
私がやめたこと・変えたこと
この経験から、私は収納方法を見直しました。
それ以来、
中身の見えない収納ではなく、「見える収納」に変えたいと思うようになりました。
実際にやったことは、次の3つです。
① 段ボール収納をやめる
湿気や害虫のリスクもあるため、段ボールでの保管はやめました。
② 見える収納に変える
できるだけ透明・半透明のプラスチックケースを使って、
中身がひと目でわかるようにしました。
中身が見えない容器の収納はラベルを貼るなどして、
わかるようにしました。
③保管場所を1箇所にまとめる
食品や日用品の置き場所を決め、分散させないようにしました。
母の収納と私の収納の違い
母は、お茶やお菓子の缶を保存容器として再利用していました。
見た目もすっきりしていて、無駄のない方法だったと思います。
一方で私は、中身が一目でわかるように、
白や透明・半透明のプラスチックの容器(100円ショップなどの食品収納グッズ)を使うようにしました。
また、冷蔵庫の使い方にも違いがありました。
母は、使い終わったマーガリンの容器を保存用として使っていましたが、
私は冷凍や電子レンジにも使える耐熱容器を使っています。
母はこの容器を20個以上もためていて、
「そんなに必要ないのでは」と声をかけたこともありましたが、
あまり納得してもらえませんでした。
今思えば、物を無駄にしたくないという気持ちから、
手元に残しておきたかったのかもしれません。
ホームポジションという考え方
ちょうどその頃、職場でファイルや備品の整理をしている中で、
「ホームポジションを決める」という考え方に触れました。
物の置き場所を決めておくことで、
誰でもすぐに見つけられ、使った後も迷わず元に戻せる。
この習慣は、家庭でも活かせるのではないかと感じました。
文房具や電池、電球なども同じ場所にまとめることで、
無駄に買いすぎることがなくなり、管理もラクになりました。
見える収納で変わったこと
収納を「見える化」したことで、暮らしに変化がありました。
・何がどれだけあるか一目でわかる
・ムダな買い物が減る
・探し物の時間がなくなる
さらに、「ちゃんと使い切ろう」という意識も自然と生まれました。
まとめ|見える化は管理の第一歩
見えない収納は、知らないうちに
・ムダな買い物
・使わないままの廃棄
につながります。
収納を「見える化」し、場所を決めるだけで、
暮らしはぐっとシンプルになります。
まずはひとつ、段ボールや缶の中身を見直すことから始めてみてはいかがでしょうか。


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