断捨離、片付けを進めていくうちに、「捨てるべきか」「譲るべきか」「売るべきか」の仕分けが難しいものが出てきました。
衣類や下着で未使用のものは、譲るか売るかすればいいでしょう。
スマホやタブレットはすでに初期化して、市の指定場所で処分しました。
タオルや食器は、前の記事で書いたとおり、欲しい人に引き取ってもらえたものもありました。
厄介だったのはカメラ類です。
手元にあったのは、デジカメ2台、ポラロイドのインスタントカメラ1台、父のインスタントカメラ1台の、あわせて4台です。どれも、スマホを使い始めてから一度も使っていません。
父のインスタントカメラは、父自らが「これ、もう使わないから処分して」と言って持ってきたものです。
売るといっても、型落ちしたものが売れるのだろうか。かといって、すぐに廃棄するのはもったいない気もします。
そこで思い出したのが、メルカリを利用している姪のことでした。
以前から、姪に「不用品があったらメルカリに出すから言って」と声をかけてもらっていました。今は忙しい姪に代わって、姪の旦那さんが出品しているそうです。
自分で出品すればいいのでしょうが、出品して、買い手が見つかったら梱包して発送して……。
そうした手間を考えると、どうしても二の足を踏んでしまいます。
それに、買い手が見つかるまでは、不用品を自宅に置いておかなければなりません。
今の私にとって、何より優先したいのは「不用品を手元に残さないこと」でした。
そこで、姪の旦那さんにまとめて引き取ってもらうことにして、今年の4月頃、姪の家に行く機会に合わせて持って行きました。
旦那さんは、以前海外で買ったブランド財布が高値で売れたことがあり、メルカリで売ることには前向きだったので、快く引き受けてくれました。
もちろん、売れたお金は手間をかけてくれる旦那さんに受け取ってもらうことにしました。
私にとっては、お金に換えることよりも、家の中から不用品が減ることの方が大切だったのです。
「ものが少なくなってきたら、自分でメルカリに出品してみてもいい」
今はそう考えて、ひたすら持ち物を減らすことを優先しています。
片付けは、家族にも伝わる?
断捨離を始めた頃は、かなりの熱意がありました。
「とにかく100品目減らす!」
そんな目標を立てて、家の中をあちこち片付けていました。
すると、そんな私の姿を見ていた父にも、ある変化がありました。
ある日、「自分も不用品を捨てるわ」と言い出したのです。
そして、すでに使わなくなっていた釣り道具一式を、不用品の引き取り業者に渡しました。
私が父に「これを捨てたら?」と勧めたわけではありません。
自分から処分しようと思い立ったのです。
家族が断捨離を始めたとき、周りの反応はさまざまだと思います。
「頑張っているな」と応援する人もいれば、「自分のものまで勝手に捨てないで」と警戒する人もいるでしょう。
実際、片付けは自分の持ち物だからこそ、思い切ってできる部分もあります。
家族の持ち物となれば、話は別です。
だからこそ、私は父に断捨離を強要するつもりはありませんでした。
それでも、私が片付けを続けているうちに、父も自分の持ち物を見直し始めたのです。
人を動かすのは、必ずしも言葉だけではないのかもしれません。
手放し方にも、それぞれのペースがある
私は今回、姪の旦那さんの力を借りて、不用品を手元に残さないことを優先しました。
一方、父が釣り道具を手放したのは、私が片付けを始めてしばらく経ってからでした。
私は早くものを減らしたかったけれど、父には父のタイミングがあったのでしょう。
そう考えると、断捨離は、何を手放すかだけでなく、どう手放すか、いつ手放すかも人それぞれなのだと思います。
焦らず、強要せず。
これからも、自分のペースで持ち物を見直していこうと思います。


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